シンガポールで受けられるレーザータトゥー除去
当クリニックでは、シンガポールのMOH登録医師による安全で専門的なレーザータトゥー除去を行っています。タトゥーの大きさ、色、深さに合わせた的確な治療計画で、リスクを最小限に抑えながら効果的な結果を提供します。
シンガポールで受ける
レーザータトゥー除去のメリット
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最小限のダウンタイム
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非侵襲的手技
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低瘢痕リスク
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安全で信頼性の高い技術
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タトゥーの色に関係なく効果的
KINS Clinic が提供するレーザータトゥー除去
レーザーによるタトゥー除去は、FDA が承認した治療法で、安全性と効果が証明されているため、約20 年間にわたり世界中で広く使用されています。
シンガポールでは、レーザータトゥー除去はMOH(保健省)に登録された医師のみが行うことが認められており、信頼できる専門的なケアを受けることが可能です。
当院では、安全で効果的なレーザータトゥー除去治療を専門に提供しており、他のタトゥー除去法と比べて皮膚へのダメージが少なく、インク粒子に精確に作用できるため、傷跡が残るリスクを軽減したい方に理想的な選択肢です。
さらに、当院が採用するQ スイッチCuRas Hybrid レーザーシステムは、タトゥーのサイズ、色、深さに応じて調整でき、患者様のタトゥーに最適な治療が可能です。
皮膚の構造とタトゥーの埋め込み方を理解する
タトゥーのインクが肌に長く残る理由は、真皮という安定した層に色素が注入されているためです。皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3 つの層で構成されており、表皮では細胞の入れ替わりが活発です。新しい細胞が基底層から表面へと約3~4 週間かけて押し上げられ、角質層となって自然に剥がれ落ちます。
このように表皮内の色素や不純物は定期的に消えていきます。
しかし、タトゥーのインクは真皮に注入され、真皮では細胞の入れ替わりがほとんどないため、色素が保持され続けます。
この構造により、タトゥーは通常の細胞更新で消えることがなく、レーザー治療などの高度な技術で真皮内のインク粒子を分解して除去する必要が生じるのです。
表皮の色素や不純物は定期的に消える。
表皮
約3~4週間
真皮
皮下組織
タトゥーのインクは、細胞のターンオーバーが
最も少ない真皮に沈着する。
表皮
真皮
皮下組織
インクは埋め込まれたまま
タトゥー除去の選択肢
レーザーによるタトゥー除去が推奨される理由
タトゥー除去にはいくつかの方法があり、それぞれに利点と欠点があります。
外科的切除
削皮手術
植皮手術
切除手術では、タトゥー部分の皮膚を切り取り、周囲の皮膚を縫い合わせることで、深い部分にあるタトゥーも確実に取り除けますが、主に小さなタトゥーに適しており、大きなものでは傷跡や皮膚の引きつりが残る可能性があります。
皮手術は、医療用カミソリで皮膚を削ってタトゥーを除去する方法で、広範囲のタトゥーにも対応可能です。
ただし、色素が深く浸透している場合には複数回の施術が必要で、
深い傷跡が残ることが多いです。
植皮手術は、大きなタトゥーに適しており、タトゥーのある皮膚を切除した後に、別の部位から健康な皮膚を移植する方法です。
しかし、ドナー部位と移植部位の両方に傷跡が残るため、傷跡を避けたい場合にはあまり適していません。
レーザー治療がおすすめの理由
これらの中で、
レーザー治療は最も効果的かつ低侵襲な方法として推奨されます。
レーザー治療では、集中した光エネルギーをタトゥーに照射し、周囲の皮膚にダメージを与えずに色素粒子を分解します。手術方法と異なり、非侵襲的であり、傷跡が少なく済むことが大きなメリットです。
また、特に大きなタトゥーの除去に対しても、全身麻酔や手術の必要がないため、コスト面でも比較的リーズナブルです。
従来のレーザーは多色のタトゥーには効果が弱いことがありましたが、技術が進化したことでさまざまな色に対応できるようになりました。
痛みが少ない、コスト効率、幅広いタトゥーに対応できる点から、
レーザー治療は多くの人に最適な選択肢となっています。
レーザーによるタトゥー除去とは?
施術の背景にある科学
レーザータトゥー除去は、特定の波長のレーザー光を照射し、タトゥーの色素粒子を分解する方法です。レーザー光が色素に吸収されると、粒子が加熱されて細かく分解されます。
この後、体の免疫系が分解された色素を少しずつ除去していきます。タトゥー除去には通常、複数回のセッションが必要で、それぞれ数週間の間隔を空ける必要があります。
また、タトゥーの色や大きさ、インクの深さ、肌のタイプも施術回数に影響します。
レーザータトゥー除去は、外科的な方法よりも侵襲性が低く、周囲の皮膚を傷つけるリスクも少ないため、多くの人にとって安全かつ効果的な除去方法として選ばれています。
タトゥー除去治療
当院が提供するgold-standardとパーソナライズを組み合わせた
当院では、世界中で高い評価を受けているQスイッチレーザーを使用し、
その中でも特殊機能を備えたCuRas Hybridレーザーを用いてタトゥー除去治療を提供しています。
このCuRas Hybrid は、gold-standard の性能に加え、各患者様のタトゥーの特性に合わせた個別対応が可能です。
スポットサイズを2mmから10mmまで1mm単位で調整できるため、細かなデザインから大きなデザインまで幅広く対応します。
また、このレーザーは1064nmと532nmの波長を持ち、黒や青などの暗色から、赤やオレンジといった明るい色まで幅広く対応できます。
タトゥーのサイズや色、深さに合わせた個別対応により、最も効果的で快適な治療を提供いたします。
当院のCuRas Hybridレーザーによる治療は、
安全で精確な施術と個別対応を重視し、
患者様お一人おひとりに適したケアを実現しています。
レーザーによるタトゥー除去セッションの流れ
1.診察
レーザータトゥー除去のプロセスは、診察から始まります。
医師がタトゥーの大きさ、色、深さ、肌のタイプを確認し、最適なレーザー設定を決定するとともに、除去に必要なセッション数の目安を提供します。
2.施術準備
施術前には、タトゥー部分に麻酔クリームが塗布され、痛みを軽減します。麻酔が効くまで(通常20〜30 分)、待機した後、目を保護するためのアイウェアが提供され、施術準備が整います。
3.施術
施術中は、レーザーがタトゥー部分に短いパルス光を照射し、インク粒子を分解します。
患者の多くは、ゴムを弾くような感覚や軽いチクチク感を感じると表現します。
施術の所要時間は,タトゥーの大きさに応じて数分から
1時間程度です。
4.施術後のケア
施術後、治療部分に軽い赤みや腫れが見られることが一般的です。
レーザーを照射後には、鎮静マスクを使用して炎症を和らげます。
レーザーによるタトゥー除去後の
アフターケアと回復
レーザーによるタトゥー除去後の肌は非常に繊細な状態にあるため、傷跡を残さないよう丁寧なスキンケアが欠かせません。
まず、処方された抗炎症薬や感染予防用の軟膏をクリニックの指示通りに使用することが重要です。
毎日正しく患部に塗布することで、炎症を抑え、感染を防ぎ、肌の負担を軽減し、傷跡のリスクを抑えます。毎日のケアは手間に感じるかもしれませんが、継続することで回復に大きく影響します。
また、施術後の数日は、激しい運動や入浴を控えることが推奨されます。体温の上昇は患部に刺激を与え、治癒が遅れる原因となるため、皮膚が安定するまではこれらの行動を避けることが重要です。
さらに、日光による刺激も避けるべきです。
施術後の肌は日焼けによってダメージを受けやすく、傷跡が残るリスクが高まります。外出する際は高SPF の日焼け止めを使用し、肌を保護するよう心がけましょう。
FAQ
参考文献:
Cannarozzo G, Nisticò SP, Zappia E, Del Duca E, Provenzano E, Patruno C,Negosanti F, Sannino M, Bennardo L. Q-Switched 1064/532 nm Laser with Nanosecond Pulse in Tattoo Treatment: A Double-Center Retrospective Study.
Life (Basel). 2021 Jul 16;11(7):699. doi: 10.3390/life11070699. PMID:34357071; PMCID: PMC8304052.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8304052/
Cannarozzo G, Nisticò SP, Zappia E, Del Duca E, Provenzano E, Patruno C,
Negosanti F, Sannino M, Bennardo L. Q-Switched 1064/532 nm Laser with Nanosecond Pulse in Tattoo Treatment: A Double-Center Retrospective Study.
Life (Basel). 2021 Jul 16;11(7):699. doi: 10.3390/life11070699. PMID:34357071; PMCID: PMC8304052.
https://jamanetwork.com/journals/jamadermatology/fullarticle/1358585